愛車との思い出記録
- 2021/02/14
- 22:45
また半年ぶりの更新。
ブログだけは本当に続きませんねw
それなのにたまに無性に記事を書きたくなるからタチが悪い。
消すに消せず、ブログ始めてから早10年笑
20半ばになると年月の流れが本当に怖くなります。
このまま気がつけば30代、「アニメ記事を書き始めて早15年w」とか言ってるんですかね;
本当に恐ろしい。。
それでも自分の考え、思い出を記録するのに少なからず有用なので、
もう少し続けてみても良いのかなと思います。
さて、今日は愛車との思い出を
・写真中心
・時系列順
にまとめた記事を書きます。
本ブログ-主要テーマの一端も担った“バイク“を手放してしまったので、
記憶が完全に消えてしまう前に、バイクで駆け巡った日々を記録しておきたいのです😌
それでは、いつも通り興味のある方だけお付き合いください↓↓
2017年5月23日 始まりの日

初めての公道はカタナを譲ってくれた友人と。
地元の山を登って、山の上のコンビニで一服。これから物語が始まる高揚感より、得体の知れない乗り物を操る恐怖の方が大きかった・・・
2017年5月28日 初ツーリング

京都南丹市にある美山の里にやってきた。
夏を感じさせる暖かい1日で、ライダーが集まる道の駅にて食べたジェラートを今も忘れない。
帰り道で早速メーターが壊れて動かなくなったことも忘れない…
2017年6月4日 初高速

完全にバイクの虜になり、初めての高速にチャレンジ!(この時車の免許もないので本当に初めて)
時速100kmで走ると風やばい、音やばい、振動やばいって思った記憶。
『けいおん』の聖地、旧豊郷小学校に辿りついた時は、
これから色んな場所、色んな聖地に自分で来られるんだと、視界が一気に広がり世界が変わって見えた。
2017年7月7日 深夜徘徊

毎晩のように山道を走ったり、ラーメン食べに行ったり、深夜の時間がゴールデンタイムに変わる。
この頃一度だけツーリングしたDーtrackerの友人、以降一度も会ってないな・・・
2017年7月22日 京都ツーリング

オタクパイセンとツーリングで京都に。(とにかくバイク仲間を増やしたかった時期)
高速で100km出したらパイセンのバイクが耐えきれなかったようで消えていった記憶。
平安神宮行って、松尾大社行って、渡月橋を眺めて、、あとどこ行ったっけ。
名前も忘れたけどよく分からんエロゲの話長々と聞かされて、いざアニメ見たらクソつまらなかったことを覚えている。
2017年7月30日 モータースポーツの世界へ

朝4時とかに出発して鈴鹿サーキット入り。
鈴乃木凛ちゃん限定キーホルダーをゲットしご満悦(オークション価格3,0000円)
レースが始まった際は観客一体で盛り上がり、途中経過はプールに浸かってのんびり放送を聞き、
8時間走り切った選手を称えながら真夏の夜にペンライトを振る。そして花火が上がってクライマックス。
最高の夏が始まったと思った。
2017年8月6日 やらかし‼︎

サーキットに感化されてやってしまった。
いつもの練習コースでオーバースピード→茂みに突っ込み盛大に転倒。
ライダーは誰しも一度はこけて成長する、実際これ以来こけていないし。
でも当時はタンクも凹んだりして本当に悲しかったなぁ・・・
2017年8月29日〜9月4日 九州ツーリング

僕の中で一番思い出深いツーリング。
炎天下のもと博多まで600km走って、そこから九州一周なんて今考えたら絶対に無理。
でもこの時はどうしようもないくらい楽しかった。
友人と何度も居眠りしかけてフラフラになりながら走り切ったあの時間はかけがえのない思い出。
ミルクロードで感じた晩夏の匂いと涼しげな秋風は一生忘れないだろう。

2017年10月13日 神戸ツーリング

実は最初カタナをかっこいいと思っていなかった。
鉄の色が剥き出しのみすぼらしいバイクだ、というのが第一印象だった。
でももう違う。すでにカタナが世界一かっこいいバイクだと本気で思うようになっていた。
2017年10月30日 仲間追加

中高からの友人が俺もバイクに乗ると言ってくれた。
在京の大学生だったが、大阪に良い中古バイクがあるから見てくれと頼まれ、代わりに調査。
結果中古バイク所有者の個人と直取引して、購入を仲介、東京にバイクを輸送。
晴れてツーリング仲間が一人増えたのであった。
2017年11月2日 オタクパイセン再来

京都ツーリングに続き、二度目のオタクツーリング。
福井の三方五湖まで日帰りツーリングしたが、なかなかにハードだった。
オタクパイセンと行く最後のツーリングになるとはこのとき思わなかった。
2017年11月17日 関東遠征

0℃近くの極寒の中、初めて東京までやってきた。
散々新幹線やらで来たことのある街をバイクで走るのはまた違った良さがある。
秋葉のUDX駐車場にて一人撮影会するくらいにはテンション上がっていた。
2017年11月19日 あんこう祭り

新たに加わったバイク仲間も参加し、3人ツーリングをする予定!
が、前日転倒&救急車で病院に搬送されて来られなくなった。
彼が予約していた割烹料理店でアンコウ鍋を食べるもあまり美味しいと思えず。
店のチョイスが悪かったのか、友人が来られなかった精神的な理由か。
多分どっちもだな。
2017年11月20日 沼津事件

大洗から大阪まで直帰は厳しいので、沼津にて一泊。
太宰治の書籍がある安田屋旅館、なんど泊まっても良い所なんだよな〜
僕の人生を変える一大事件が起きたのはこの時だった。
かの有名な“いのり事件”である。
安田屋旅館で酔っ払った僕は、近くのコンビニで水瀬いのり1stLIVEチケットを発券し、見事紛失。
安田屋旅館のラウンジで飲み直していた際、置き忘れて、ラブライバーに奪われた説が最も有力だ。
これ以来声優への熱は急速冷凍され、オタクを抜け出す契機となった。
”いのり事件”がなければ、今も年甲斐もなく、ペンライトを振りながら若手声優を追っかけていたことだろう。
2017年11月30日 紅葉狩り

平日夕方くらい、一人でふらっと京都まで。
人混みを避けたかったので、穴場を探して毘沙門堂に行ったが大当たり。
落ち葉が積もって足元を紅に染める“落ち紅葉“という言葉を初めて理解した。
2017年12月8日 第1章閉幕

カタナに20万ほど投資して、大規模改修する計画が立ち上がった。
生まれ変わる前に、最後ツーリングしておこうと、滋賀のメタセコイア並木にやってきた。
ここは実際そんなに・・・って場所なんだよね。写真も加工しまくってやっと見られる。
帰り道友人のバイクがパンクし、修理業者にバイクを倒され、一足早く修理工場に消えていったのであった。
2018年1月17日 あられもない姿

タンク&カウル板金塗装、マフラー交換、スプロケ&チェーン類交換、プラグその他電子部品類交換、キャブ清掃
何円かかったんだって感じ。
半分以上なぜか父親が出してくれだんだけどね()
前オーナーのにおいを消して完全に自分の愛車にするぞって意気込んでた時期。
2018年2月11日 復活

めちゃ綺麗になって愛車が返ってきた。
一番気に入ったのはやっぱりサイレンサー。
乾いたエンジン音になって、とにかくバイクに跨っていたい気持ちが抑えられない。
走りたい病と揶揄されることもあった。
2018年2月24日 ソロツーリング

日帰りで淡路島まで。
菜の花や水蓮畑を眺めて、海沿いを走り、シラス丼食べて帰ってきた記憶。
春の予感がする、この時期が一番バイクに乗っていた晴々とした気分になる。
2018年3月17日 ツーリング同盟誕生

前述した東京の友人(CB乗り)、そしてバイクを教えてくれた友人(隼乗り)とを引き合わせて、
ツーリング同盟が発足した。
四国ツーリング初日、西宮SAで集合と言ったら、
CB乗りがSAの柵の外(下道側)にやってきてしまった謎の事件は一生いじれる。

3月にしては暖かい日が続き、高知の海沿いや四万十川を快走。
下灘駅でエモエモになったり、ひろめ市場で特産品に舌鼓を打ったりもしたなぁ。
隼の友人が四万十川渓流で白と黒と赤の車に追っかけられて消えた行ったり、、ってのもあったっけ。
2018年3月29日 初めての春到来

バイク×桜の写真をとにかく撮りたかった。
まずは近所の穴場スポットで一枚。
・・・ここが一番綺麗なんじゃないか。
2018年3月30日 亀岡にてお花見

春休みも終盤、早起きして京都の亀岡までやってきた。
田舎で一人で桜を眺めるのも乙なんだよな。
帰り道、ダムの側にある公園に寄って、日向ぼっこしながら読書して帰ってきたっけ。
2018年4月6日 名勝地吉野の夜

友人が咲にハマったと言うので、阿知賀の聖地巡礼がてら吉野にやってきた。
お互い大学帰りなので、夜集合で桜のライトアップを楽しんだ。
この写真を撮った10秒後に僕は立ちゴケし、通りすがりのカップルに助けられるのであった・・・
2018年4月20日 ゆるキャン△

大学の講義を受けた終わった足で山梨の本栖湖までやってきた。
ゆるキャンにどハマりの時期である。
湖畔で焼いた肉と酒がかつてないほど旨かったし、キャンプの時代を確信した。
(以降、結局ほとんどテントを張る機会なく、遊休資産となった訳であるが)


2018年4月21日 一夜が明けて・・・

テントで過ごす一晩は過酷なものであった。
気温一桁の冷え込みと銀マット持参せずの小石絨毯に体をやられた。
しかしテントのチャックを開けたとき、本栖湖と富士山の絶景が爽快な朝に変えてくれた。
二日目はCBの友達が合流したが、立ちゴケ→レバー破損でレッカー搬送。
残ったもう一人の友人とほったらかし温泉に長居しすぎて気づけば夜中24時前。
そこから急いで大阪を目指すも寒さと眠気で完全にノックアウト。
PAの自販機コーナーでポール椅子三つを立てた上で寝た。
翌朝草津のSAで納豆定食を食べた時は泣きそうになった。
(今までのツーリングで3本の指に入る過酷経験)
2018年5月14日 ゼミの出張

ゼミの出張で九州に行くことになったので、
フェリーを予約し、カタナで上陸した。(出張費は大学から出る)
一人で見知らぬ遠い土地を走ると、テンション上がってつい飛ばし気味に。
2018年5月15日 ゼミ出張 二日目


出張二日目は完全にやりたい放題。
仕事を終えていたので、山口ツーリングを決行し、
角島大橋、元乃隅稲荷、千畳敷、東後畑棚田、秋吉台、弁天池などを一日で周った。
他県では見られない絶景が多く、観光しきった充足感に浸りながらフェリーの寝台で爆睡した。
2018年6月16日 いつもの山道

湿気のある鼻腔をつくような匂いが立ち込め、
一年前の同時期を思い出しながら、夜の山道を走る。
夏のこの匂いを嗅ぐたびに、バイクを乗り始めたあの頃がありありとフラッシュバックする。
2018年7月1日 生まれ故郷へ

スズキ乗りの友人と、愛車の生まれ故郷、浜松までツーリングした。
スズキ博物館にはバイクの展示だけでなく、自動車の生産工程を解説するコーナーがあり、
この頃から車にも強い関心を持つようになる。
確実に僕の人生はカタナとの出会いを機に方針転換しつつあった。
2018年8月1日 不治の病発症

浜松ツーリングの際、急にバイクのバッテリー上がりが起きた。
それ以降エンジンの始動ができない事態が頻発するようになる。
レッカーでバイクを運んだ後、イグナイターとバッテリーをとりあえず交換したが・・・
2018年9月3日 二度目の夏ツーリング初日

この年は滋賀→福井→石川→岐阜→長野→群馬→東京と横断する、
僕にしては珍しいテーマ性のないツーリングを企画した。
気が狂いそうな炎天下で、岐阜まで移動したが、友人の疲労が限界に達する。
日の落ちた白川郷の境内で寝始めるのを眺めて、限界旅の始まりを予感した。
2018年9月4日 二度目の夏ツーリング二日目

関空の橋が破壊された台風事件、それがこの日だった。
名道ビーナスロードも霧に包まれ、レインコートを脱げない一日。
最後は強風域に追いつかれて、吹き飛ばされそうになりながら宿に到着した。
台風NEWSを眺めながら温泉宿で寛ぐのも、外界と切り離された平穏さが際立ってよい。
雨が止んで静まりかえった夜の温泉街を歩いたが、
街灯に照らされた濡れた路地が怪しげで、なかなかの雰囲気を醸し出していた。
渋温泉はまた行く価値がある。
2018年9月5日 二度目の夏ツーリング三日目

台風一過とはまさにこのこと。
嘘みたい晴れた夏空のもと、志賀草津高原道路に向かった。
荒れた岩肌を剥き出しにする絶景は日本離れしていて、個人的に名道ランキングBEST3に数えられる。
「日本一標高の高い国道」という肩書が爽快感に拍車をかける。
その後は群馬の榛名山を走ったりして、東京に到着。
この年の夏も颯爽と過ぎ去っていった。
2019年1月25日 パンク

夏ツーリングから半年が経った。
バイクに乗る機会が急減する。理由は…バイト、大学が忙しくなったからだと思う。
愛車に愛想を尽かされたのか、駐車場でひっそりとパンクするカタナが発見された。
2019年3月2日 三種の神器

スズキのバイクには三種の神器と呼ばれるカスタムがある。
第一にヨシムラマフラー、第二にブレンボのキャリパー、第三にオーリンズのサスペンション。
マフラーは既に付けているが、とうとうキャリパーを揃えることに成功。
5万ほど追加投資しただけなのだけれど。
2019年3月15日 モーターショー

この時期は就活が開始した直後だった。
息抜きに大阪南港のモーターショーにやってきたが、
展示された単車を見るのもいいね。世界中のメーカーが挙って新しい製品、技術を宣伝している。
こんな業界で働きたいなと思って会場を後にした。
2019年8月4日 新たな幕開け

就活が終わった。結局僕はバイクに携わるのではなく、自動車業界を選んだ。
とても合理的な理由で。
もっとも最終的な会社選びは感情的に選んだ感は否めないが。
何にせよ岐路のレバーが切り替わり、僕の進む道は大きく方向転換することになった。
今までの歩みは過去のものとなり、それを暗示するように愛車の横には新型カタナが停まっていた。
2019年8月22日 リハーサル

バイクに乗ること、それすなわち運動である。
長距離を走ると手が痺れて、足が浮腫んで、腰が痛くて、首が回らなくなる。
人生最後の夏ツーリングに向けて、アップとして軽く岡山まで慣らし運転した。
2019年8月29日 長い旅の始まり

最後の夏休みということで詰め込んでしまった。
まずバイクで埼玉に行きアニサマを二日間楽しみ、
アニサマ二日目が終わった足で大洗に移動し、フェリーに乗り込む。
そして北海道ツーリングを始めるという9日間の旅路が始まった。
2019年8月31日 一人船旅

もちろん北海道ツーリングは友人達とするのだが、
僕がアニサマを楽しんでいる間に前入りしていたので、一人で20時間の船旅がスタートした。
船の上ではひたすらTOEICの勉強をしていた記憶。
旅の途中まで勉強するかって言われるけど、なんか好きなんだよね。
どうしようもない拘束時間だからこそ、まったりと腰を据えて進捗を生み出すのが。
2019年9月2日 北の大地




無事友人とは合流し、マイルドセブンの丘やエサヌカ線を通って、日本最北端の宗谷岬まで移動。
ここでは珍しく3人で記念写真を撮った。
それだけ残して置きたかったんだろうな。
バイクで宗谷岬に来ることなんて、一生ないだろうってことを分かっていたから。
2019年9月3日 最後の夏


人生最後の夏休み、最後の長距離ツーリング、悔いのない旅にしたい。
そんな個人の一方的で重い願望に対して、北海道は十分な包容力を持っていた。
宗谷丘陵やオロロンラインを走り抜ける。
曇り空も多い北の地で、どこまでも青い空が広がり、心地よい風が背中を押す。
本当に天気運だけは良かったなぁ。
確かに夏休みも学生生活も終わりを迎えるが、道はまだまだ先に続いていると確信した。
2019年9月12日 洗車道

家に帰るまでが遠足。
洗車をするまでがツーリング。
バイク乗りのバイブル『ばくおん!!』から受けた訓示は守らねばならない。
2020年1月28日 地面が歪んだ日

大して乗らないのに不良を起こすカタナちゃん、、
手のかかる子ほど可愛いともいうが、、、勘弁してくれっと思い始める。
2020年3月28日 第二章閉幕

バイクを大幅改装してから、2年が経ち第二章も閉幕。
大阪での生活を締めくくり、就職先の愛知へ旅たつ。
見知らぬ土地へ移り住む不安はこの上なかったが、相棒がついて来てくれる安心感がとてつもなかった。
こいつさえいれば帰りたい時にいつでも帰れる。
2020年4月18日 とんでもない所に来てしまった

なんて田舎なんだ……とバイクを走らせながら思う。ひたすらホームシックだった時期。
この頃日記を書いていたのだが、望郷の念がつらつらと記されていて、今見ると微笑ましい。
ただ、「地元での日々を思い出す恋しさ、それが日々薄れていく切なさ、この気持ちをゆめゆめ忘れるな」と書かれた一文を読むと染まりつつある自分にドキっとする。
「愛知に家を建てることは絶対にない、だから住宅積立には入らなかった。3年でこの地を離れる選択肢を持てるくらいの一人前になろう」と書いた時の気持ちは今も変わっていない。
2020年4月26日 大岩亭

同じ大学で、愛知に就職した先輩(とはいえ歳も学年も同じなので友人の方が正しい?)と再会。
バイクを走らせてドロドロスープのラーメンを啜りにきた。
一人でも同境遇の知り合いがいると心強いなと感じた。バイク乗り出しね。
ラーメンを食べ終わり店を出ると、カタナのバッテリーが上がっていて、もはや限界を感じる。
2020年5月30日 最初で最後の愛知ツーリング

前述の先輩と愛知の知多半島ツーリングを決行した。
半島の先から船で日間賀島に渡り、魚介を食べたり、海風を浴びながら島を散策したり。
初めての愛知ツーリングだったが、これを最後にすることを既に決意していた。
あまりに故障が多いので手元に置いておかず、大阪で保管することに。
2020年8月10日 真夏の奈良ツーリング

お盆休みに帰省し、お馴染みのメンツで奈良ツーリング。
死ぬほど暑い日でバイクに乗る苦しさを再確認。
有名なかき氷店に足を運ぶものの店が閉まっている地獄。
カタナのバッテリーも上がるわでいよいよバイクを下りる決心が固まる。
2020年10月3日 地元と愛車

カタナを譲ってもらい3年半、元の持ち主に返上することを決意。
雨の風の日も冬の寒い季節も共に走った、地元の道をまったり見て廻る。
バイクに乗ると感受性が豊かになり、色んな匂い、目に入ってくる光景にいちいち心を動かされ、
風を受ける感覚までもが敏感になる気がする。
車では絶対に味わえない経験をできたことに感謝。
2020年10月3日 地元と愛車

初めてツーリングしたコース(日吉ダム・美山)を再び走る。
当時感じた高揚感や走る歓びはもう味わえなかった。
バイクに乗ることが当たり前になったのか、バイクに乗ることに冷めてしまったのか。
目的地の美山に行くまでに、満足して引き返してしまった。
2020年10月31日 能登ツーリング


カタナとのお別れも兼ねて、最後に能登ツーリングをした。
一度走ってみたかった千里浜なぎさドライブウェイで記念撮影。
写真では爽やかなツーリングをしているようだが、
久々のロングツーリングに耐えきれず、終始「体痛い、バイクはあかんわ」と嘆いていた僕であった。
2020年11月1日 能登ツーリング続き

能登ツーリングと銘打ちながら、中間地点程で折り返すことに。
延々と続く道を無我夢中に自由に駆け回るには、随分と歳をとりすぎたようだ。
特に観光マップにも載っていない風車と写真を撮り、旅を締めくくる。
風車って好きなんだよなぁ。五島で見た風車、千畳敷から見た風車、北海道で見た風車、
色んな旅先を思い出すから。
2020年末 新たな始まり

終わりがあれば始まりがあり、別れがあれば出会いもある。
カタナとは4万km程の道のりを共にしたが、ここでお別れにする。
バイクは童心がなければ乗れない。
あまりに非合理的で理不尽な乗り物だからだ。
もう大人になってしまった僕は車の世界へ進もうと思う。
また次の旅が始まるのだ。
というわけで、最後はなんか詩的になり自己陶酔しているようですが、
まぁ思い出日記としてはそれくらいが良いでしょう。
乗り初めは何もかもが楽しく、世界が変わってみえ、
慣れてからはバイクに限らず何でもできるような謎の自信が芽生え、
最後は正直バイクへの熱が冷め、あまりに合理的な理由で手放したというのが
この記事のまとめであり、本音であります。
記事に登場した友人たちには共に旅行してくれた感謝と、
これからも遊んでねという願望的感情が、写真を見ながら強く湧き上がりました。
なので、また自分にしかない思い出を作り、旅の楽しさを伝えられたらいいなと思います。
という今更ながらの記事でした。記憶も薄れるのだし、最後くらいバイク手放してすぐに書けよな。