関東遠征三回目 ~ヤマノススメ聖地巡礼 高尾山~
- 2018/10/03
- 10:56
関東遠征一回目の記事に引き続き、三回目について書いていこうと思います!
あれ、二回目は、二回目はどこにいった!?
って思われるかもしれませんが、二回目は家族旅行で東京や鎌倉を観光したので
写真も家族が写り込んでいるものが多く、敢えて記事にはせず、思い出として心の内にしまっておくことにしました。
それによって今回は三回目の関東遠征に関する内容になります。
またまたインターンで東京に向かうのですが、前日入りして聖地巡礼でもしようと思い立ち
夜行で朝6:00に東京着

立川から電車に揺られること10分程で、高尾山口に到着しました。


改札を出て

まずは重いキャリーケースをロッカーにぶちこみます。

さて、早速ですが聖地巡礼を開始することにしますか~。
今回の巡礼場所は高尾山という、かの有名なアニメ『ヤマノススメ』の1期に登場した初心者向けの山です。
あおいちゃんがまだ登山に慣れない頃に訪れ、ここなちゃんと始めて出会った思い出の山でもあります。
駅のシーンから回収しようと駅舎を振り向くも、改装されていてカットが変わってしまっていました(:_;)
哀しみ・・・


まぁまぁ放送されてから5年以上経っているわけだし文句は言えまい・・・
すぐに足を運ばなかった自分の行動力の無さを悔やむべし(-.-)
気を取り直して高尾山口からリフト乗り場の方に歩いていきます。
8月下旬の残暑で連日30度を超しますが、この時まだ07:30なので涼しいくらいです。

リフトには乗りませんがカット回収の為に、乗り場までやって参りました。




あおいちゃんが高所恐怖症でロープウェイに乗らなかったので、勿論原作リスペクトの僕も自分の足で登りますよ!

登山道入り口↓↓

高尾山は日本三大霊山の一つで、天狗を神として祀る奇異な土地柄でもあります。

それにしても朝の清々しい空気を吸いながら、木漏れ日の下を歩く登山は本当に心地よい。
マイナスイオンというモノを理系の人は笑うかもしれませんが、実際に説明しようのない何かを吸い込みながら
心身ともにリフレッシュされていく感覚がありますね。
そして僕は原作を忠実に再現すべく、あおいちゃんと同様ハイペースで山を登って行きます。








おじいいちゃんも登れる緩やかな山なので、流石に22歳学生の僕はバテるはずもなく、
気持ちよいペースで歩みを進めていきます。



しばらく黙々と歩いて、リフトの降り場に到着しました。


ひなたとあおいが団子を食べながら一休みしたベンチ↓↓


「あれスカイツリーじゃない?」
「え、どれどれ~~?」
「あれあれ!針みたいなの!」
幻聴が聞こえるような気がする。

ここの売店で、団子やむささびさんのキーホルダーを購入しようと思うも、
朝早いので開いておらず・・・
残念ですが、人が少ない時間に気持ちよく登れているので、一得一失って感じですね。
高尾山は世界一登山客が多い山なので、自然の静けさを感じたい人は、早朝に登ることを推奨します。
続けて、山登りを再開しながら、アニメのカットも回収していきますよ↓↓


なでると幸運になるタコ。


先に見える灯篭の並ぶ道も見覚えがあります。


初めて来たはずなのに、以前に訪れたことのあるような感覚。
逸脱な聖地巡礼アニメはこのような錯覚を僕達に与えてくれる。
それにしても高尾山は山岳信仰が行われているだけあって、雰囲気があります。

アニメのカットばかり回収している場合じゃありません。


ひなたが煩悩を祓える階段と紹介していた所。


僕は幸い聖人のような心の持ち主なので、祓うような疾しい気持ちを持ち合わせていなかった。
ここまでがヤマノススメ1期8話の内容になります。
そしてここから9話に出てくるカットへと移って行きます!
高尾山中腹にある薬王院から↓↓








薬王院は奈良時代、聖武天皇の勅命を受けた行基によって開山されたことが始まり。
歴史ある寺院なので、アニメに出てこない所も散策しようと思います。


天狗の像が置かれているのは、鎌倉時代に開山から600年が経ち、荒廃してしまった高尾山で
俊源大得が修行した際に、飯綱権現の霊感を会得し、天狗はその飯綱権現の随身であったため、
古くから神格化されたということらしいです。
そしてその俊源大得が無病息災を祈願し、飲んだのがヤクルトと言われています。

折角なので、山頂までにもう一か所、寄り道することに。

道中であったおじいさんと会話した際に、勧めてくださった場所、謎の洞窟↓↓

弁天様がどうやらと教えてくれましたが、無学の僕の頭には何も残っていないので
とりあえず写真だけ↓↓


真っ暗な洞窟の奥に仏像があって、とても雰囲気を感じました(小並感)
そんなこんなで多少寄り道をして、ようやく山頂が見えてきました。


↓↓
到着~~~♪




快晴なので富士山もくっきり見ることができました。


東京の街も一望。

9時前には山頂に到着したので、まだまだ人が少なく、穏やかな空気感を味わうことができました。
そして、早朝から活動し、何も腹に入れていなかったので、
キリンレモンとアーモンドチョコでエネルギー補給。


(最近異様にキリンレモンが飲みたくなってしまう・・・いったいどうして何故なんだ・・・)
山頂で20分程腰を下ろして休憩したので、もう下山します。
聖地巡礼という意味ではこっからがもはや本番、メインディッシュです。
帰りは勿論原作準拠で6号を使って下ることに。

6号は何と言ってもあの大天使、ここなちゃんと出会った場所。
それを考えるだけで下山なのにスキップ気味に歩いてしまう。


スタッカートみたいに 胸を叩くワクワク感
step by step 僕の歩みはカラフルストライドのようだ♪
そしてやってきました、最高位聖地『ここなちゃんの木』


・・・
・・・
おい、枝伐採したやつ誰だよ・・・
国指定特別天然記念物やぞ・・・
悲しみ(:_;)
まぁまた生えてきてくれることを祈りましょう。
ちなみに、あおいちゃんが初めてここなちゃんと話した時の感想が
「この子めんどくさい~」だったので、改めてあおいちゃんは畜生だなぁと感じます。畜生可愛い。

そして下山を続けながら、その他のカットもついでに回収↓↓


しばらく下ると川が現れました。


この川沿いを下るのが6号を歩く醍醐味みたいなものです。


数分程岩場を歩き、再び山道に戻ります。

右も左も上も下も、ひたすら緑で疲れた視神経に沁み渡る。

枯れた木や苔が雰囲気をよりいっそう高めてくれますね。

森の妖精ここなちゃんが住まう山に相応しい。
アニメでは一瞬で下山していたイメージがあったので、意外と距離が長く感じながら
所々に現れるカットを回収し




琵琶滝に到着。


現在も滝に打たれて修行が行われる神聖な場所のようで、一般人の立ち入りは禁止されていました。


琵琶滝で束の間の休憩をした後、再び下山を開始します。

割と歩いて、最後のシーンに到着♪


なかなかの達成感に浸りつつ、今回の登山は丁度良い運動って感じで
清々しい気分にもなりました。
高尾山は色んな人にとっての“聖地”で、それがエルサレムだったら戦争が起こるのかもしれませんが
ここの場合、山岳信仰の神聖な雰囲気や天狗信仰の異様な空気感、ヤマノススメのシーンを思い出し楽しくなる感じ
それらが混ざり合って、全体として僕達の心を癒してくれるような“聖地”でした。
というわけで、最後に高尾山口駅前の温泉に浸かって帰ることにします。

平日朝に入る温泉って、なんて優越感を感じさせてくれるのでしょう!
それが夜行バスと山登りの疲れを癒してくれるのだから、最高以外の言葉が出ない。
皆さん、登山は良いぞ、平日登山は良いぞ!それが聖地巡礼なら況や!
近いうちに、他のヤマノススメに登場する山にも登りたいと強く決心し、高尾山を後にしました。
最近山登りやキャンプ等、山ガール(男)活動ができていなかったので
久しぶりに楽しめました。
山仲間に連絡とってまた誰かと登山したりもしたいですね。
次も筑波山、三つ峠、谷川岳あたりの関東の山に登りたいと思っていたり。
また近いうちに他の聖地巡礼を予定しているので乞うご期待ください!!
