2018年 夏アニメ 放送前予想
- 2018/07/03
- 21:50
まずは前期の放送前予想の反省から。
春アニメの放送前予想では、上から順に
「ガンゲイル」、「シュタゲゼロ」、「こみっくがーるず」、「食戟のソーマ」、「ヒナまつり」、「多田恋」、「ウマ娘」
と手堅い並びにしたつもりでしたが
大体予想通りの結果になりましたね!
強いて言えば『ウマ娘』の評判が想像以上に良いくらいですが、この作品は一身上の都合で見ていないので何とも言えません(^_^;)
評価に値する点は、上位予想に一作たりとも“糞アニメ”を混入させなかった点。
前予想のおかげで、大量発生した駄作を一切掴まず乗り切ったのは、個人的に誇れる部分かと思ってます。
ということで今期も張り切って予想していきますが、多少攻め気味の選出でいきますよ。
ランク付けのイメージ
A→神アニメ候補
B→良アニメ確定レベル、化ければ神アニメ
C→上手くいけば良アニメ
D→無難なレベルの作品
E→糞アニメ候補
ヤマノススメ B+

今期のトップ予想はヤマノススメ、これは、これだけは譲れない。逆に言えば安定して85点(my採点)ほどの面白さを見込めるヤマノススメ以上の作品は、夏アニメには存在しないでしょう。
オタクの僕を家の外の世界に連れ出してくれたヤマノススメは、誰にでも見て貰いたい作品。
唯一の心配要素はキャラデザが変更されたことですが、そんな些細なことでこの作品の勝利は揺るぎません。
ISLAND B

「エロゲのアニメ化だけは信用するな」と口酸っぱく言ってきましたが、この作品は思い切って二位予想で行かせて貰います。原作評判が異様に高い、高すぎると言っても良いくらい。
特にシナリオに対する評価は確実であり、アニメスタッフ陣のベテラン重用傾向からしても、それは活かされるのではないかと思います。
グリザイアと同会社が出す、タイムループ系のファンタジーと聞くと本当に期待してしまう。
エロゲのアニメ化が成功しない最大の理由は、糞みたいな制作会社を元請にしているからと考えているのですが、今回の『ISLAND』はfeel.なので心配ありません。
feelは信用に足る会社ですよ。作品履歴を見れば分かると思いますが、堅実に伸びてきてる制作会社なので。
少女☆歌劇 レヴュースタァライトC+

三位予想はちょっとチャレンジ精神を出して、少女歌劇とかいう作品を推してみることにしますw
最近流行のメディアミックス作品ということで、アプリゲームと時期を合わせてアニメ放送を開始するみたいですね。
バンドリや刀使ノ巫女と全く同じ感じです。
声優ライブの企画も大きく動いていて、ブシロードのバックアップも受けた大規模展開が予想されます。
正直この作品に、僕はかなりのロマンを感じてます。
大きく当たるか外れるかのどちらかでしょう。
内容はイマイチ掴み切れていませんが、アニメのキャラデザもゲームのキャラデザもかなり良いです。
制作会社はキネマシトラスで、去年の夏にも当たり作を輩出しているのもポジ要素か。
はるかなレシーブ C+

四位予想はきらら作品の『はるかなレシーブ』。
この作品を予想する上で注意すべき点は
・きららフォワード系であること
・制作会社はc2cであること(制作元請ほぼ一作目のような無名会社)
ただきらら作品だけは『ゆるキャン△』や『こみっくがーるず』のように、無名会社でも面白い作品を作れる傾向にあるので、PVを見た上で判断しました。
変な話、夏という季節に沖縄が舞台の女の子しか出ないビーチバレーアニメを出す時点で、企画の勝利って感じだ。
はねバド! C

この作品の予想は非常に難しいと思います。
原作評判はあまり良くない印象ですが、人によっては高評価を付ける人もいて、正直掴めません。
内容は暗い感じで、キャラに魅力がある、シナリオ展開はありきたり、という原作組の感想をどう判断するかが難しいところ。
PVを見たところ作画レベルが高く、音楽などにも非常にセンスが感じられる一方で、制作会社がライデンフィルムというのを見ると信頼しきれない。迷った結果、無難にC評価でお茶を濁すことにします(^_^;)
天狼シリウス C

この作品、パッと見の印象で制作会社が分かる人はいるでしょうか。
ボンズ?いいえ違います。P.A.制作オリジナルアニメになります。
スタッフ陣からしてもかつての面影のない一新された構成で、多少の寂しさも感じますが、、
それでもPVを見ると新たな可能性を感じられるような作画で興味を惹かれました。
天狼に対する最大の関心事項はターゲットを女オタクにしているのか、そうでないのか。
血界戦線のような作品だったら、僕はもう、P.A.の作品を一生応援しないでしょう。
もしそうでないのなら、もう一度応援できるかもしれない。
オーバーロードⅢ C

続編なので特に言う事なし。
進撃の巨人Season3 C

続編なので特に言う事なし。前期みたいに無駄に引っ張る雰囲気だけは出さないで欲しい。
はたらく細胞 D+

原作評判が非常に良い。漫画としての面白さと教養の付く内容を両立させた作品らしいです。
テーマ的には限界があるでしょうし、高望みせず、そこそこ面白い“繋ぎ”の役割を期待します。
ぐらんぶる D

バカテスの作者が描く青春活劇ということで、原作評判も良く期待できる。
男ばかり出てくる中で、少人数の女キャラを際立たせるのか、あるいはそうでなくてもギャグのキレが良いのか、どちらかあれば見れる作品になりますね。ちなみに制作元請のゼロジーは無名会社です。
ちおちゃんの通学路 D

今期はギャグ系が多めですね。その中でも一番クセが強そうなのがこの作品。
ノリはポプテピピックに近いイメージ。
原作評判の高さから一躍話題作になる可能性も秘めていると思います。
あそびあそばせ D

岸誠二×ラルケ、あまりに無難な制作陣で、原作評判も無難に良い感じ。
絵柄に反してギャグ特化の内容らしく、PVを見る限りではそれが“寒い”ように見えてしまった。
殺戮の天使 D

テーマ的に興味をそそられる作品ですが、フリーゲーム発のコンテンツで不確定要素が多い。
スタッフ陣の経歴も良いとは言えず、1~3話視聴組の評価が出そろうまで“待ち”で良さそう。
七星のスバル D

それなりのラノベアニメを仕上げる制作会社「ラルケ」×それなりラノベ作品である「七星のスバル」。
ワンチャンスくらいはありそう。
ただ原作設定は既視感しかないMMORPGで、中高生向け作品にしかなり得ないと思います。
すのはら荘の管理人さん D

“おねショタ”という人の性癖をついた、それだけの作品。
SILVERLINKですし見れる作品には仕上がるでしょう。僕は見ませんが。
ゆらぎ荘の幽奈さん D

〇〇荘二作品目!こちらも性欲に忠実な作品で、新妹魔王とかハイスクールD×DみたいなイメージのPVでしたね。全く興味がないので0話切り。
Dies irae E
じょしおちっ! E
つくもがみ貸します E
悪偶-天才人形- E
千銃士 E
Back street Girls E
ありゾンビの少女の災難 E
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 E
音楽少女 E
百錬の覇王と聖約の戦乙女 E
邪神ちゃんドロップキック E
Phantom in the Twillight E
京都寺町三条のホームズ E
ハイスコアガール E
ハッピーシュガーライフ E
ありすorありす E
夏アニメはクール全体で見れば、豊作でも不作でもない、並み程度のクールという位置づけが正しいでしょうね。
2クール目のシュタゲゼロを加えて、ヤマノススメ、進撃の巨人、オバロと安心できる続編が最低数あるのは大きいです。
新アニメとしては、ISLANDとはるかなレシーブを開幕スタメンに添えて
少女歌劇や天狼シリウスあたりの期待値の分散が大きい作品が頭角を現すのを待つ感じでしょうか。
あとは、はたらく細胞、ぐらんぶる、ちおちゃんの通学路、あそびあそばせ辺りから1~2作品好みで視聴すれば
来期のラインナップは完璧ですね!
夏アニメを凶作と見なす人も多いですが、組み方次第で何とでもなると思いますよ。
切るカードが無かった春アニメとは比べものにならない程恵まれたクールでしょう(*^_^*)