【神回】 シュタインズゲートゼロ8話二律背反のデュアル 考察
- 2018/05/31
- 13:29
シュタゲゼロの最新話があまりに面白かったので、その考察的なものを書きます(^^♪
まずは状況を分かりやすくする為に、世界線についてのおさらいからやっておきます

α世界線:まゆしぃが死ぬ世界線
β世界線:紅莉栖が死ぬ世界線 (シュタインズゲートゼロのシナリオ)
シュタインズゲート世界線:両方救えるハッピーエンド

図に示した通り、
β世界線→α世界線→β世界線というのがややこしいところ。
元の世界はαではなくβですからね・・・
最初の分岐(β→α)はなぜ発生したかというと
〇タイムマシン(電話レンジ)の発明
が原因でした。「紅莉栖が刺された」ということを送信することで、過去が改変され世界線が変わったのです。
しかしα世界線ではまゆりが必ず死んでしまうという事実が分かり、岡部は苦悩する。
α世界線を何度も繰り返すがまゆしぃの死は避けられず
β世界線に戻ろうとすれば紅莉栖が死んでしまうパラドックスに突き当たる。
岡部は最終的にどうしたか。
本編22話を思い出してもらえば分かるのですが、紅莉栖を見捨ててβ世界線に戻ることにした。
一番大切な人を諦めたんです。紅莉栖自身に説得されて。

ところが岡部がβ世界線に戻る瞬間、もうお別れしたはずの紅莉栖が戻ってきててしまう。
「岡部!私も・・・」
のところでタイムループし、世界線を移行するという話でしたね。
なんと切なく胸が締め付けられるような別れなのでしょう。


本編を見ていた時はこれを演出としてしか見ていませんでした。
しかしこうとも思いませんか?
“もし”タイムマシンを起動する前に紅莉栖が戻ってきてしまっていたら・・・
岡部は未練を断ち切ることが出来たのか??
答えは否
最愛の女の子紅莉栖を選択しα世界線に留まってしまった、それがシュタゲゼロ8話のシナリオなのです。
紅莉栖は自分が戻ったせいで岡部を引き留めてしまったという後悔があったんでしょうね。
だから「ハイルナ」というメールを過去の自分に送らせた。
「ハイルナ」というメールにより、紅莉栖がラボに戻る時間が僅かに遅れ、
「岡部!私も・・・」のストーリーに収束すると。


これに関しては“伏線“というより“後付け”で思いついた話だと思うのですが
シュタゲの神がかり的なシナリオ構成を思い出し涙が出ましたよ・・・
今回の話はどうやらアニオリ回らしく、既に色んな所で絶賛の嵐が起きてますね。
やっぱりシュタゲがナンバーワンだな。
これを超えるストーリーを持つアニメは未来永劫でてこないでしょう!
