あんこう祭りレポート~後編~
- 2017/11/25
- 23:57
前編に引き続き、あんこう祭り前夜のあたりから話を始めていこうと思います。
あんこう祭りの見所③ 旬のあんこうが食べられる
この祭りに来てあんこうを食べずして帰るほどの愚行がありましょうか。
どぶ汁(あんこうの肝を溶かした出汁)鍋をべたくて仕方のない友人が予約してくれたあんこう専門料理店、金藤に入店。
人生初どぶ汁戴きます(#^.^#)
非常に濃厚でよりあんこうの美味しさが活きるなぁ。
ビールも勿論進む。
これだけ旨み成分が溶け込んだ出汁に米をぶっこんで、〆の雑炊。美味しくないわけがない!
別注文で頼んだ“あんこうのから揚げ”も美味しかったです。
ただお会計は確か1人一万超えで、、もう少し安く食べれる店もありそうかな。
酒を飲んではバイクに乗れず、タクシーを使って潮騒の湯に移動します。

あんこう祭りの見所④ 潮騒の湯で女風呂に入れる
あんこう祭りの期間に限り、普段の女湯と男湯が入れ替わります。
完全にガルパンファン向けの仕様。
どういうことかお分かりですね?
つまるところ劇場版のエキシビジョン後に出てきた入浴シーンが拝めるというわけです。
「これが沙織殿が入浴したお湯でござるか~~」と感涙のあまり咽び泣くガルパンおじさんもちらほら見受けられました(嘘松)
大洗一日目はこれにて終了。
バイクは駐車場に置いたまま、電車を使って水戸に移動します。 大洗で宿泊なんてムリムリムリムリカタツムリです。


余談ですが宿泊したのは駅前のDAIWA ROYALNET HOTELさんで、外観もさることながら、下に映画館やゲームセンターもあり非常に良きビジネスホテルでした。

値段も¥4000とあんこう祭りシーズンには考えられない安さ。
「お前よくとれたな!!!!」と友人を褒め称えていたら、扉を開けるとダブルベッドが待っていました、というオチ・・・ぇ
背に腹は代えられない。
大洗あんこう祭り当日、朝、気を抜けば死に直結する闘いがそこにあるーーー
大洗宿泊の勝ち組は良いとして、当日乗り込む人はとてつもない困難に直面することになります。
電車の込み具合はコミケのそれを想像すればお分かりかと思いますが、東京から来ようものなら問答無用で圧殺されます、恐らく電車に乗る事すら許されないでしょう。
僕達は幸い水戸から、、、と油断しては殺されます。東京組に追いつかれたら同じことなので。
そうだ、タクシーがあるじゃないか。
→無理です。混雑のあまり水戸から大洗まで二時間かかるらしいです。
ということで東京組の始発に追いつかれない程度に早い電車に乗車。確か7時前だったでしょうか。

それでもオタクに揉まれながら何とか大洗駅に到着~~~ミサカちゃん大勝利~~~!

駐車場に向かう途中で面白いマンホールを発見↓↓

すげぇな、どこもかしこもガルパンじゃねぇか。。。
バイクを回収したら水を得た魚、颯爽と朝の空いた道路をツーリングする気持ちよさ(^^♪

この旅本当は↑の隼に加え、新たにCB400SFという中型では最高のバイクに乗り始めた友人も一緒に来るはずだったのですが
急遽来れなくなり非常に残念。またツーリングする機会を作りたい(切実)
駅前にてラッピングバスを拝み、

昨日行けなかった推しのカチューシャちゃんパネルを巡礼し、

朝食タイムに突入します。
商店街を走っていたら「ウスヤ肉店」という所に行列が出来ていたので、そこに紛れることにしました。

“並んでいるお店は美味しい”という安直な発想。
色んな色紙の中に子供の絵が混ざっているの、温かみが感じられて好きですねぇ。
さて何が売られているのか分からないまま並んだ行列ですが、ガルパンおじさんは何と朝から

串カツに並んでいたのでした(笑)
いやまぁ美味しいんだけど元気な胃だなぁw
腹を満たしたら、いよいよあんこう祭りのメイン会場へと移動していきます

昨日のどんよりとした雨模様から一転、雲一つない澄み渡った青空があんこう祭りを祝福するかのように広がっていました。

あんこう祭りの見所⑤ 舞台でイベントがある
市長及び関係者の有難いご挨拶から始まり、観光大使に就任した蝶野正洋のトーク、更にはみぽりんの声優渕上舞さんの開会挨拶など、序盤から見所満載のメインステージ。
写真のようにオタクが多くて、遠目に舞台を見るのがやっと。。。
その後はあんこうの吊るし切りを見学↓↓
これが↓↓
こうなります↓↓
あられもないあんこうちゃんの姿。なかなか見ることのない貴重なシーンを楽しむことができました。
僕は食戟のソーマの田所恵ちゃんが素早くあんこうを解体するシーンをイメージしていたので、
大将がのらりくらり話ながら吊るし切りする光景は少し拍子抜けしてしまいましたがw
ステージにてプリキュアショーが始まったところで一旦離脱(大きいお兄ちゃんにだけはなりたくない・・・)
それにしても本当に良い天気で、マリンタワーが輝いて見えます。

あんこう祭りの見所⑥ 屋台で極上グルメが食べられる
大洗は物価が安く、新鮮な魚介をリーズナブルで食べられるのですが、お祭りの屋台だとその傾向が一層際立ちます。
どうですか↓↓のあん肝500円で食べれて最高に美味い(実際は5つ入っていたのですが早漏で写真撮る前に食べちゃいました)
至福過ぎて気が付けば、あんきら狂想曲歌っちゃってましたね。
「アンキモ食べた~~~い」
「違う~!あんきらだよ~;;;;」
更には目の前の鉄板で焼いてくれた大粒カキ5個入り↓↓
これも500円。
最近大学の文化祭とかいう、業務スーパーで購入した商品を焼くだけの屋台を見て周ったばかりなので
流石にここは天国かと感じてしまいました。
ただ一つネックなのは当然のことながら、↓↓

何を食べるにも並ぶということですねw
ガルパンおじさんは異様に貢献意欲が強く、献血すら並んでいるという。

そりゃこんな可愛いオリジナルパネル用意されたら並んじゃうか(^_^;)

まだまだ他にも見所があって解体したてのあんこうを100円で振る舞ってくれるイベント。
これは無限に並んでいるので僕ならお金で時間を買うな・・・

そして次に舞台で、あんこうさんチーム声優の渕上舞さん(西住みほ役)、茅野愛衣さん(武部沙織役)、尾崎真実さん(五十鈴華役)、中上育実さん(秋山優花里役)、井口裕香さん(冷泉麻子役)によるトークショー。

はぁ、、ゆかちとかやのん可愛すぎた・・・
可愛すぎ・・・
この時横にいた高校生くらいの子に話しかけられて声優談義したのですが、
「誰見に来たの?」って聞いたら「洲崎さんです^^」と返ってきて僕の頭は???で埋め尽くされる。
あれ、洲崎さんガルパン出てたっけ・・・・ しかも今日あんこうさんチームしか来ないでしょ・・・
ぼく 「洲崎って洲崎綾のこと?」
高校生 「そうです、西住@@@(よく聞き取れない)の声で」
ふーん、マニアックだな、どこでそんな情報仕入れたんだと思って流しましたが、
後に調べてみたら、、洲崎綾ガルパンに出てすらいねぇじゃねぇかーーー!!!
彼は一体何を見に来たんだという、とある冬の不思議な体験でした。。
あんこう声優の他にも、映画1~3話までの主題歌を担当する佐咲紗花さんも来るということで
既に二回ライブに行っている僕は↓の顔つきで見ようかと思っていたところ

なかなか舞台に現れず、先に帰る時間が来てしまいました・・・orz
ふぇ~~~まだ帰りたくないよ~~~と駄々をこねても良かったのですが、あとに予定が詰まっているので止む無し。
あんこう祭りの賑やかで楽しい喧騒を体験することができ、また各々が自由に楽しむ雰囲気に触発され、
僕ももっと“オタク道”を極めないといけないなと思い、大洗を後にしました。
これほどアニメ聖地として完成されている町は他に見たことがありません。比べる対象すら今のところ存在しないでしょう!
文句なしのSランク聖地です。また来ます^^
冷えた体を強引な手段で温めるオタク。

大洗巡礼記事はこれで終わりですが、大洗を出て東京を経由した後、そのまま次の聖地沼津へと黄金梯子していくので
良ければ次記事もご期待ください!!