神アニメ『けいおん!』について語る


僕が中学生だった当時、本気でアニメにはまって、グッズにお金を費やし、

コンビニで一番クジがあると言えば朝の4時から並んだりと、とにかく青春の大半をかけていたと言っても過言ではないくらい心酔していた『けいおん』という作品。

なぜかそれが過去の思い出となって関心を失ってしまっていましたが

放送から7年が経ち、ふと1期と2期を見直したところ、その面白さがありありと蘇ってきて、衝撃に近い程の感銘を受けました。

その不朽の名作『けいおん』について今日は書いていこうと思うのですが、自分の陳腐な表現でその素晴らしさが伝わるか正直不安なところはあります。

ですが、過去にけいおんを見た人も、そして最近アニメにはまって見たことがないという方にも、もう一度この作品を見直したくさせるきっかけになれば良いなと切実に願って書き綴っていこうと思います。

頑張るぞ、(*`ω´*)ふんす!
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【アニメの紹介】

部員0で廃部寸前の私立桜ヶ丘女子高等学校軽音部にて、唯、律、澪、紬の4人の生徒がバンドを組み、ゼロから部活動を行っていく。(wikipedia)

というあらすじ。

特筆すべきは、入学から卒業までの3年間を全36話で描ききっていることであり、

登場キャラと同じように学生生活を送り、思い出を共有して、そして卒業していくという、諸行無常的な切なさすら味わう事ができます。

この点は他の作品に類を見ない特長なので記述しておきました。

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最近アニメを見始めた人からすれば、もしかすると知らないことかもしれませんが、

『けいおん』はもともと“まんがタイムきらら”掲載の4コマ漫画であり、日常アニメを広く普及させたレジェンド的作品ともいえましょう。(正確に言えばきららのアニメ化はひだまりスケッチが先ですが)

安っぽいお色気、媚びるくらいの萌え描写、心が揺すぶられるほどのシリアス展開、熱血に取り組むサクセスストーリー的要素。

これら全てを徹底的に排除して生み出された、完全無欠の日常ストーリーであるはずなのに、

学園祭や卒業式等の重要シーンでは、キャラ達の心情描写に涙を誘われてしまう

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この心情表現が本当に逸脱なのです!

ライブシーンにおいても、例えば、細かいミスを視線でカバーし合う唯と澪のやりとりがあったりで、ただ演奏するだけではない“ストーリー”がある。

二期においては所々垣間見えるのですが、あずにゃんが先輩達との別れを考え切なくなる繊細な心の動きが描かれている。

他にも、後でもう少し詳しく語りますが、暗喩表現を用いた心情描写も逸脱である。

これらの極めて丁寧に練られたシナリオがあるからこそ、学祭や卒業式のシーンを見て涙を禁じ得ないのです。

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それにも関わらず、けいおんを「萌キャラがお茶飲んでるのを見てブヒブヒするだけの駄作」と形容する人たちは、この世で最も愚劣な人種だとここで断言しておきましょう。

続いて、けいおんが素晴らしい作品だということに更に説得力を与えるため、いくつかの功績を記述していこうと思います。




【けいおんの功績】

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けいおんの曲というのは、けいおんにしかない曲調、けいおんにしかない歌詞、そういった独創さに加えて、

ギターもベースもドラムもかっこいい、バンド楽器の魅せ場がある作曲がなされているのも人気を博した一要因だと思いますし、

そして何より勢いがあり、聴いているだけで楽しくなる曲ばかりです。

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Mステで1,2位を独占し、お祭り騒ぎしたあの頃が懐かしい・・・(;_;)

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音楽を題材にしたアニメは良い楽曲ばかりでなければならない

その絶対条件をまさに体現してみせた作品でしたね。

円盤やアニメグッズの売り上げが記録的な数字を残したこともさることながら、

もう一つ面白いのが、『特定のギターが短期間にして二年分の量も売れた』、というのも語り継がれる伝説であり、当時の社会現象っぷりを垣間見ることができます。

更には、けいおんの影響力は売上に留まらず、

声優たちが実際に楽器を演奏するという横浜アリーナで開催されたアニメイベントは、劇中とリンクする一体型イベントの先駆けとも言われているほどです。

「売上は作家の戦闘力だ」とどこかの偉い人は語りますが、僕は数字がすべてだと思っていません。

だからこそ<アニメ紹介>で何故けいおんが素晴らしいかという論拠を示した後、より意見に説得性を持たせるため、このような功績を提示させてもらいました。

これで少しでもけいおんに興味を持って、見直してくれる人が出てくれれば幸いですね



【アニメ感想】

1期は4コマ漫画らしいテンポの良いシナリオ構成で、一息で見ることができました。

あずにゃんが入部していない4人のけいおん部時代も、それはそれで同世代の仲の良さは滲み出ていて好きです。

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そしてその4人が初めての文化祭にて演奏した曲が、あの名曲「ふわふわ時間」。

唯の声が枯れていたり、演奏が下手めに再現されていたり、澪がこけてパンツを見せたりと

最初のライブゆえの初々しさも残った場面でした。

あっという間に1年が過ぎ、新入生歓迎会での演奏をきっかけに、あずにゃんが入部することになります。

最初は全然練習しない放課後ティータイム のグダグダさに馴染めず、退部も考えるあずにゃん。

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けいおんで唯一と言っていい微シリアス展開を乗り越え、徐々に絆を深めていくシナリオも後から見れば思い出深いです。

こうしてこの世で最も尊いことで知れ渡る、“ゆいあず”コンビが誕生するのでした。

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唯たちが二年生の時の文化祭までは、放課後ティータイムの全盛期。

唯が体調を崩しギターを家に忘れて、ライブの前半をさわこ先生が代役で務めた後、

体育館まで戻ってきた唯をメンバーが迎え入れるシーンは1期最大の名シーンだと思います。

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しかし楽しい学生生活は永遠に続くものではないという、栄枯盛衰も描かれたのがけいおんの良いところ。

二期に入り、上回生が修学旅行や学祭のクラス劇等に時間をとられて、あずにゃんが寂しがり始める描写も目立ち始めるようになります。

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直接的描写が無くても、あずにゃんが唯たち4人を客観的に眺める視点がそれを意味していることは言うまでもありませんね。

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とにかく二期の主役はあずにゃん!

普段は冷たく接しつつも、やはり唯に対して特別な親密さを感じているツンデレっぷりが顕著に見られる演芸大会や

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上回生が不在の時に、来年部員が一人になってしまう寂しさを感じながら、憂&純ちゃんとセッションする卒業旅行回も

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個人的に大好きな話であります。

そして一番多くの量涙を流したのが、2期20話の“またまた学園祭!

「キミがいないと何もできないよ~♪」の感謝を歌ったU&Iでまず感動したし、演奏が終わった後の部室で交わす5人の会話は涙なしに見ることができません。

「次はクリスマスパーティだよな」

「その次はお正月ね!」

「初詣に行きましょう!」

「それから次の新歓ライブか~」

「夏になってもクーラーあるし~」

「合宿もあるし・・・」

・・・

「って次はないない」


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このシーン本当に涙が止まらない・・・

その後も最終回まで、卒業をにおわすシーンが出てくるたびに涙腺が緩むし、

これを蛇足だという奴は許さないぞ!

そしてとうとう迎えた最終回。

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卒業式後の部室にて、

梓「先輩方、ご卒業おめでと・・・」

お祝いの言葉を言い終わる前に、視界に入った唯たちの卒業証書を眺めて、、

梓「・・・・・・・卒業しないでください。・・・もう部室片付けなくても、お茶ばっかり飲んでても叱らないから・・・卒業しないでよ・・・」


敬語にするのも忘れて溢れ出たあずにゃんの本音。

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この時まで隠していた、おでこの怪我が見えてしまうというのは

ずっと我慢してきた寂しさや悲しみが堪えきれず出てしまったという暗喩でもあると思います。

学祭後に皆が泣いているときも笑顔で先輩達を慰めていたあずにゃんが、

次は本音を隠しきれなくなり子供のように泣きじゃくってしまう描写に涙を流さない人がいるだろうか?

そのあずにゃんを今度は唯たちが『天使にふれたよ』を演奏して、最後の最後に温かい想いをプレゼントして終わるという・・・

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その『天使にふれたよ』は今までの曲と違い、4人全員に歌うパートがあって、それぞれにあずにゃんへ想いを伝える構成の曲で・・・

もう何から何まで構成が素晴らしすぎるでしょ・・・

ここまで長々と話してきましたが、やはり「けいおんは神」という陳腐な表現しか出てきません。

我が人生において最も誇れることは、けいおん!!をリアルタイムで視聴できたことであり、

同時に我が人生において悔やんでも悔やみきれないことは、けいおん!をリアルタイム視聴できなかったことであります。

今度はこの名作の“大学生編”を見届けることで僕の長いオタク人生は満了することでしょう。


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ここまで3500字を超える無駄に長い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。

本当に好きな作品に対してなら無限に文章を練れるな・・・

次は今期のアニメかデレステについての記事を書くつもりなので、まだ良ければ訪問してやってください!!

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プロフィール

ミサカ☆

Author:ミサカ☆
出身:大阪
職業:大学生
趣味:アニメ 野球 遊戯王等

・最近はまっているアニメ・・・凪のあすから、SHIROBAKO、冴えない彼女の育て方、俺ガイル、きんモザ

・遊戯王
最近中学生ぶりに復帰しました!
遊戯王復帰日記という新テーマ記事も書いています☆

・その他の趣味
モンハン&ポケモンがそこそこ、麻雀は好きだけど上手くないw
ピアノは15年くらいやっていますが、その割に下手ε-(´∀`; )

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