冴えない彼女の育て方2期が待ち遠しくて仕方ない
- 2017/01/10
- 01:43
2015年冬放送。
当時は0話のエロ展開で量産型の烙印を押されつつも、その後見事なV字回復(手のひら返し)を果たし円盤を10000枚売り上げた名作、『冴えない彼女の育て方』という作品を皆さん覚えていらっしゃるだろうか。

僕はこの萌えアニメに0話から夢中にさせられ、浪人中のしかもセンター前日にも関わらず↓のようなブログを書いた程、
http://pokemonmisaka.jp/blog-entry-507.html
“冴え彼女”に衝撃を受けたことを思い出します。
そして二年が過ぎた今になって再びこの作品について記事を書こうと思った理由は二つ!
一つは来期に二期を控えた今、もう一度“冴え彼女”についておさらいしておきたかったから。
二つ目に、最近twitterで知り合った大学の某先輩に原作全巻を借りて読み、その面白さを再確認したから。
それでは皆さんには冴え彼女の面白さを伝えられるよう、そして程よく二期が楽しみになるような適量のネタバレを交えながら話していこうと思います。
そもそも皆さん、冴え彼女について“キャラが可愛い”以外にもどんな話だったかとか覚えているのでしょうか。
ここで軽く復習しておくと、、(覚えていらっしゃる方はとばしてください ;)
キッツ~いオタク主人公の安芸倫也が加藤恵という本作のメインヒロイン(仮)との出会いに運命を感じ
それをきっかけにして、同高校に通う金髪ツインテール澤村スペンサー英梨々を原画担当に、
同高校のこちらは先輩黒髪毒舌の霞ヶ丘詩羽をシナリオ担当に、ギャルゲー制作サークルへと引きこむところから話が始まります。
その後、、
・詩羽先輩のシナリオをリテイクしたことから関係が悪化、主人公と詩羽先輩との過去を掘り下げる等して話が進み結果解決。
・ライバルサークルの代表の妹、波島出海ちゃんを主人公がべた褒めしたことから英梨々が嫉妬し、関係が悪化。結局こちらも過去を掘り下げて問題の根本から解決に至る。
・そして最後に従妹キャラの氷堂美智留が登場しバンドのマネージャーをする代わり、サークルの音楽担当に引き入れたところで終わり。
という流れでした。
こうした感じで話が進んだアニメの1期は原作の1~4巻に対応しており、進行スピードとしては少し速いくらいかなという印象を受けます。
そして待望の二期はおそらく原作の5巻からキリの良い8巻までになるのかな、と個人的に予想しているのですが
その最初の5巻の内容が案外重要!!
表面的なシナリオを言ってしまえば、主人公安芸倫也と霞ヶ丘詩羽先輩との不和(Part2)
しかし少しずつ特定の登場キャラに変化が見え始める場面でもあり、これが後々大きな展開に関わってくるので是非気を配らせながら見て欲しい!
このあたりから既にこうなることを見越して作者はあぁしていたんだなぁ~~~~(指示語のオンパレード)
と思える時が多分きます。
そして中盤で英梨々パートをしっかり確保つつ、終盤にかけて新展開。
恐らく誰も予想していない方向に進んでいくのですが、新展開という言葉に胡散臭さを感じてしまうオタクの皆さん安心してください。
安物ラノベによく見られる苦し紛れかつ突拍子もない展開、とは程遠い納得のいく練りに練られた新展開です。
この部分が改めて僕が冴えない彼女を評価する最大の理由!
量産型ラノベとは似ても似つかぬ“停滞しない”という強み! 思い切って話を動かしてくる攻めの姿勢が確かに存在します。
加速度的にキャラの可愛さが増し、シナリオも十分質の高いレベルを期待できるのが『冴えない彼女の育て方』2期なのだと楽しみにしていてください!

さて、自分の中では言いたいことの半分は書いたつもりなのですが、、、、
加藤恵ちゃんが上の説明の中に全然出てきていないことに気付く。
決して意図したわけでなく、本当にこうなってしまうところが加藤恵というキャラの薄さ(最大のアイデンティティ)なのでしょうね。
はい、言いたいことのもう半分を続けて書いていきます。
それは原作11巻まで読んだ僕が結局、加藤恵&澤村スペンサー英梨々論争に終止符を打てたのかどうかということ。
あるいは他に対抗馬が現れて僕の中で一位をとってしまったのではないかということ。
まず先に断っておくと加藤恵と英梨々に対抗できるキャラなんて現れません!
この二人はレジェンド級の可愛さをもったキャラだと僕は信じて止まず愛している(流石に気持ち悪い)

オタク界隈の世論的には恐らく圧倒的、加藤恵支持。二期が始まってもこの傾向は変わらないどころか一層強くなると思います。

今でさえ人気の加藤恵ちゃん株がストップ高になるだろうなぁ~って展開が7巻と11巻に待ち受けているので、、、
実際僕もそれを原作で読み、こんなに可愛く心を奪われてしまいそうなキャラを見るのはいつ以来だろう・・・カトウ☆って名前に改めようかと思うほどでしたね。
普通の女の子の可愛さというのをこんなに愛おしく表現できる作家が他にいるだろうか・・・
丸戸史明さんは天才なのではないか・・・
精神年齢が幼くワガママで面倒くさい女の子、澤村スペンサー英梨々と
時に毒舌、時にメンヘラチックといった面倒くささを持つ霞ヶ丘詩羽。
二種類の面倒くささ、そしてそこが愛おしいというキャラクターを見事に描き分けつつ
その二人の対極に地味で普通な女の子、加藤恵を配置するという相乗効果の無限ループ的キャラ設定。
やはり丸戸史明さんは天才なのではないか・・・
そしてその加藤恵は本来の良さを保ったまま、英梨々や詩羽先輩の強みも吸収し“最強”のヒロインになっていくのである・・・・・・

さて、、、加藤恵&澤村スペンサー英梨々論争の結論を言っていませんでしたね。
ここまできて結局僕は・・・
英梨々 を推していくということにしました。

加藤恵はね。あまりに可愛すぎるんですよ。
現実でこんな女の子がいたらいいなぁ~って考えてしまうようなキャラクター。
付き合いが良くて、異性を感じさせないと思ったら時に女の子らしく、フラットだと思えば実は影から支えてくれていたり。

でもそんな普通の(設定の)女の子というのは当然現実にいるわけでもなく、やはり二次元のキャラクターなんですよね。
そういうキャラクターに嵌まり込んでしまうと、ふと現実に戻った時に一番きついんですよ。
それならばこれぞ二次元!二次元特有の可愛さが詰まってるって感じの英梨々を推すのが一番安心できる。

最後の最後まで引っ張って納得のいくような答えが出せず申し訳なく思います。
ある意味ではまだ自分の中でこの論争が終わっていないのかもしれませんね。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のあやせ黒猫桐乃論争が終結したのも以前ブログに書いた通り、原作最終巻が出てからでしたし
『変態王子と笑わない猫』の筒隠月子&小豆梓論争もまだ原作途中で決着をつけられていません。
『冴えない彼女の育て方』も原作にアニメと、これからの動向を追っていくのが本当に楽しみです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
途中で書きながら、「あ、これグダグダになるな。」と思いつつ、、
それでも自分の考えをそのまま文字に起こした結果、本当に結論がはっきりしない中途半端な記事になってしまいました;
しかしこれが現状の僕が冴え彼女に抱いている率直な気持ちなのだと思います。。。
さて、次回のブログですが、今のところ2016年のアニメキャラランキングでいこうと考えています。良ければまたご訪問してやってください~~~それではこのへんで!