【深良い話】 俺ガイル 5話
- 2015/05/08
- 01:30
俺ガイルの最新話で生徒会長選挙編が完結したわけですが、、
その終わり方が少し不明に感じたので解説を調べてみたところ、想像以上に深い話だったことを知りました!
ということで、その解説を紹介しようと思います。
まず、終わりのシーンをおさらいしておくと
八幡は部室でいろはの署名の件を伝える
→雪乃は自分が生徒会長となることを諦め、八幡にこう語る
「私が動く理由もなかったのね。」「分かるものだとばかり思っていたのね」
ここで八幡は何かに気付いたような表情をする。
そして由比ヶ浜とのやりとりの後、八幡はこう思考する。
(問題を与えられなければ、理由を見つけることができなければ、動き出せない人間がいる。俺は何か間違えたのではないか、その疑念だけが残った)
だいたいこんな流れでしたが、最初の雪乃の台詞がポイント!
唐突に、「分かるものだとばかり思っていた」と話しますが、何のことを言っているのでしょう??
おそらくこれは、依頼を建前に生徒会長になる気満々で八幡にはそれを理解していて欲しかったということだと思います。
よって直後に八幡が何かを察した表情をし、
(問題を与えられなければ、理由を見つけられなければ、動きだせない人がいる)と考えたのは
自分自身だけでなく、雪乃に対してのものでもあったのです。
そして追い打ちのようにしろめぐり先輩は奉仕部メンで生徒会をやっていれば・・・という憧れを語ります。

ですが八幡は
(例えばもしゲームのように1つ前のセーブデータに戻って選択肢を選び直せたとしたら人生は変わるだろうか・・・)
と提議し
(答えは否である)
と締めくくって終わりです。
いや~本当に良い話ですね!
このやるせなさを感じさせる結末は見事

“俺の青春ラブコメは間違っている”はよく推敲されたストーリーで、単純な展開にも陥らないので
そこらのラノベ作品とレベルが違いますね~(>_<)!
といういことで、次回からの新編も引き続き楽しみにしていきましょう
