最終巻、読み終わりました!!とりあえず色んな人のブログのレビューも読ませてもらいましたが、黒猫&真奈美&あやせさんファンが多いことw
そして沢山の方が、すっごいお怒りの感想を書かれていました(笑)
しかし、僕にとっては凄く心にくるものがあったので、その気持ちを少しでも分かって貰おうと思い真剣に感想を書きました。
まず、反感をかっているのは勿論最後の終わり方

軽くまとめてみますとこんな感じ↓↓
クリスマス…桐乃と京介の恋が結ばれる&婚約 その時にとある約束をする

その約束とは、卒業まで期間限定の恋人となり、卒業すると普通の兄妹に戻るというものでした。
そして実際、卒業式の日に二人で協会で結婚式をあげ、キスをして、それが終わると婚約指輪を返して、桐乃が「ほらぁ、いつまで馴れ馴れしく妹に触ってんの?もう恋人じゃないんだから離れてよ」と一言。
この兄妹に戻るシーンが本当にせつないこと、せつないこと(;_;)

はい、ここが皆様お怒りの衝撃のラストなのですが、、、
僕はこの終わり方を心の底から称賛したいです。
別に自分だけ違う見解スゲェとかアピールしたいわけでなく…
HAPPY ENDだけが良い作品ではありません。
僕はこの
切なく、儚く、叶わない兄妹愛を描いたこのラストに衝撃を受けました。
最終的にどうともならなくて後味が悪い?
その切なく、読者の心に
“キュッ”とくるのもまた、その作品の良さなのだと思います。
この終わり方を、桐乃のワガママやら、他のキャラが可哀想やらと受容して済ましてしまうには、何とも悲しいことだと思います。
桐乃と京介にとって、恋とか結婚以前に、
人生相談をされてから1年間、兄妹として秋葉に行ったりして過ごしたような日常が最高の幸せであったという結論なのです。
ようするに、この話は
桐乃と京介の恋は目に見えるものとして残りはしないが、心の底ではお互いの真の気持ち(恋心)が通じ合い、またそれでもって普通の兄妹として仲良く過ごすという彼らにとって最高の幸せを得たのです。つまり、誰が何と言おうと、僕にはこの話が
HAPPY ENDとして受け取ることが出来ました。
それでもってさらに改めて12巻の表紙を見ると涙が・・・


ラノベの最後って本当悲しいね~、なんだかんだで批評しつつも“俺妹”が好きだったんだなぁと実感しました(;_;)/~~~